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腸内を整える腸内フローラが流行っている

最近はテレビや雑誌、ラジオ番組などで腸内フローラの特集が組まれるようになりました。
お茶の間でも健康には腸内フローラを整えることが良いとの情報が浸透してきており、ヨーグルトなどを積極的に食べることで乳酸菌を摂取されている方も増えてきています。

乳酸菌が身体によいと注目され始めたのは約100年ほど前からで、研究が進むと共に悪玉菌や日和見菌の存在や、勢力の取り合いをしながらヒトと共生していることが知られるようになりました。
腸内フローラは腸の壁面に生息している細菌類のことを指し、種類は数百種、数は600兆個以上も我々の体内で生活しています。
遺伝子の数はヒトの100倍以上の300万超となり、その遺伝子の数の多さから細菌達が思った以上に大きな生態系を腸内で築いていることが窺えるでしょう。

腸内フローラにおける善玉菌、悪玉菌、日和見菌の理想的なバランスは2:1:7とされており、このバランスは年齢と共に変化していきます。
赤ちゃんの時ほど善玉菌が優勢で、年齢を重ねるごとに悪玉菌の勢力が拡大していきますが、その要因として食生活の乱れや便秘、精神的なストレスが腸内環境に影響を与えているとされています。

腸内細菌の勢力図を理想的なバランス比率に近づけるために様々な手法が開発されており、一般的な方法はヨーグルトを食べることから始まり、乳酸菌の中でも選りすぐりの善玉菌を錠剤に固めたものを摂取することがあげられます。
更には腸内環境の優れた人の便を悪い人の腸内に直接注入して改善をするといった方法まで編み出されています。
便の移植も健康番組で取り上げられたことがありますが、移植によって腸内環境が整った結果、精神状態にまで好影響が表れたという報告があがっており、腸内フローラには更なる注目が集まっています。

研究機材などの充実によって腸内細菌の生態などが明らかになり、近年は健康の課題解決に目覚しい進歩が見られるようになってきました。
腸内フローラを整えることで精神状態を良くし、病気にも掛かりづらくなるといった時代も近くなってきたと言えるでしょう。

腸内フローラが良いと言われる理由

腸内フローラの研究が進むにつれ、腸内環境の改善が免疫機能の向上、中性脂肪やコレステロール値の低下に結びつくことが分かってきました。
これは、腸内に無数に生息している善玉菌の中から見出されたある種類の細菌が影響していることが判明し、この細菌が少ない人はコレステロール値が平均より高いという報告がされています。
免疫機能については、身体全体にある免疫細胞の6割~7割が腸に集中していることから、腸内環境のバランスを整えることで悪玉菌の有害物質の生成を抑え、免疫細胞の機能を邪魔しなくなるためだと言われています。

虫歯や歯周病など、口周りの環境改善にも腸内フローラは大いに役立っています。
そもそも虫歯は虫歯菌という細菌の増殖によって発生しますが、口内には虫歯菌だけでなく腸内と同様善玉菌も共生しており、勢力争いを繰り広げています。
そのため、腸内を善玉菌優位にすることで口内も同じように善玉菌優位となり、虫歯菌の働きを弱めた結果、虫歯などが起こりづらくなっていると考えられています。

アレルギー疾患についても、腸内フローラはその影響を和らげてくれると言われています。
悪玉菌が優勢になると腸内の有害物質が増加していき、これが身体全体に行き届いてしまうと欝の症状が現れたり便秘になったりします。
こういった悪さをする有害物質が腸内にある免疫細胞の働きを弱めてしまうことがわかっています。
そのため、腸内環境を整えることでアレルギー物質に対する免疫力を高めて、その症状を治める、または緩和することができるとされており、実際この対処法で改善された例も多くあります。

この他にも、幸せホルモンと呼ばれている脳の神経伝達物質のセロトニンの生成を腸が担っていることから、腸は第二の脳と呼ばれています。
先に取り上げていた、健康な便の移植により精神状態が良化した例からわかるように、腸内フローラの改善は精神状態の改善につながるとの見方が優勢です。
現在は安定剤の処方による治療がメインとなっていますが、腸内環境へもアプローチしていくことで、安定剤に極力頼らない方法が見出される日も近いでしょう。